新出雲市誕生により、出雲市となった平田地域は、中国山地の分水嶺にその源をもつ斐伊川が、その下流に形成した沖積層の上に発達し、穀倉出雲平野の要部を占め、南は斐川町、東は松江市に接し、北は日本海に開ける総面積127.4km2の地域である。
本校は平田地域のほぼ中央にあって、中ノ島住宅団地の一角に所在し、平田スポーツ運動公園に隣接する。平成16年4月、佐香中学校の平田中学校への統合により旧平田町を中心に、国富・灘分・久多見・西田・佐香を校区としている。一部商工業を除いては農業が主で、土地改良が行われた水田は、道路・用水路が整備され、機械化耕作の推進と果樹栽培とが相まって生産性を高めている。また、農工業都市建設計画に従って、平田町周辺には着々と工場が誘致され、鋳物・電気工業が発達してきている。
その中で平田町は平田地域の政治・経済・文化の中心であって、出雲市役所平田支所をはじめ、消防署・交番・商工会議所・図書館・文化ホール、高等学校等が集中している。名称旅伏山・愛宕山も近くにあり、ハイキングや市民の憩いの場となっている。平田町に残る一式飾りは、全国的にも有名な文化財の一つである。
また平田町は交通の要所に当たり、一畑電気鉄道が東西に走り、幹線道路の国道431号線で松江・大社を結んでいる。交通量の増加にともないバイパス等、新しい道路網の整備が行われるとともに平田町を中心に各地区に生活バス路線が運行し、地域住民の足となっている。
さらに、平田中学校周辺には中ノ島住宅団地が造成され、新しい街づくりである「生活創造都市構想」の実現に向かってさまざまな事業が取り組まれている。