2012年3月14日
平成23年度卒業式在校生送辞

送辞

 長く厳しい冬が明け、あらゆるものが目覚める「春」がやってきました。いよいよこの平田中学校を巣立っていかれる201名のみなさん、ご卒業、おめでとうございます。みなさんにとって、今年の春は、気持ちの上で、今までとは違った春になっていると思います。
今、みなさんの心の中には、期待や不安、寂しさやうれしさなど、いろいろな思いが入り交じっているのではないでしょうか。
 僕たちから見た、三年生のみなさんと言えば、「元気で仲がよい」ということが、一番に思い浮かびます。
 その中でも、特に尊敬するところは、元気のよいあいさつです。校内でも校外でも、いつも明るくはきはきと、大きな声で、あいさつをされている姿は、僕たちのお手本です。平田中学校の、よき伝統の一つである「あいさつ」が、これからも、あたりまえにできるように、しっかりと、受け継いでいきたいと思います。
そして、元気で仲がよい団結力を、最も発揮されたのは、体育祭と文化祭です。
まず体育祭では、パフォーマンスの練習で、分からないことがあったときに、一つ一つ丁寧に教えてくださいました。どの色も、三年生のみなさんが、「優勝」という目標に向かって、リーダーシップを取っていらっしゃった姿を、思い出します。その熱意とやる気に引っ張られて、僕たち一・二年生も、団結して、精いっぱい、頑張ることができました。
 また文化祭では、合唱コンクールでの歌声に、「さすが三年生」と圧倒されました。
どのクラスも、一人一人が全力で声を出し、一致団結して響かせられたハーモニーは、今でも耳に残っています。
 そのほかにも、今年度は、東日本大震災で被災された方に対して、「自分たちにできることは何か」と考えられ、募金活動を行われました。生徒会総務部の呼びかけにこたえて、たくさんの生徒が協力して取り組んだのも、三年生のみなさんの積極的なリードがあったからだと思います。

 部活動でのみなさんも、あいさつや返事が元気いっぱいで、僕たちが困ったり悩んだりしているときには、優しく声をかけて、励ましてくださいました。そして、厳しい練習を積み重ねて、それぞれの部活動で、すばらしい成果を上げられました。
 今、僕たちは、みなさんから生徒会活動を引き継ぎ、新体制で動き出したところです。総務部の体験談を聞いて、大変なことが多いとは思っていましたが、その苦労を実感しています。例えば、集会の時の整列指導だけでも、全校を引っ張っていく立場になると、難しいことばかりです。
 そんな壁にぶつかったときに、僕が思い浮かべるのは「輝望(きらり)〜あふれる笑顔・つながる思い〜」という今年度の生徒会スローガンです。みなさんは、この目標に向かって、心を一つにして困難を乗り越え、一・二年生を導いてくださったのです。僕たちも、一日でも早く、みなさんの姿に追いつけるよう努力し、伝統を守りながら、よりよい平田中学校を築いていきたいと思います。
 卒業生のみなさんは、これから、自分の選んだそれぞれの道を歩まれます。その道は、決して、楽しく平らなものばかりではないでしょう。歩くのに疲れたり、道に迷ったりすることもあるかもしれません。でも、そんなときには、この、平田中学校で過ごした三年間と、仲間の笑顔や、僕たちとのつながりを思い出してください。そうすればきっと、目の前の道は、「きらり」と輝き、前へ進む勇気がわいてくることでしょう。
 みなさんには、さまざまな場面で大変お世話になりました。在校生一同、感謝の気持ちでいっぱいです。今まで、本当にありがとうございました。これからも、どうかお元気で、ご活躍ください。


         平成24年3月14日 在校生代表