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出雲科学館について

我が国は、総合科学技術会議の定めた科学技術基本計画に示されているように、科学技術創造立国を目指して、その方針にのっとり全国を挙げて、科学技術の発展と人材の育成に本格的に取り組んでいます。
しかし、我が国の小中学校理科教育の現状は、児童・生徒の科学する心の衰退、理科・数学への関心の低下等、我が国の将来にとって大きな問題になっています。
このような問題に対処するため、本市では小中学校児童・生徒の理科学習環境の画期的な改善・充実を図り、また、市民各層の知的好奇心を高め、科学技術の知識や技術の高度化を図ることにより、21世紀出雲の人材の充実・強化、産業・経済の発展を図ろうとするものです。
以上の基本的観点に沿って、本科学館が目指すべき目的・成果は、次のとおりです。

  1. 市内小中学校児童・生徒の理科授業の中で、最新鋭の高度な装置・機器・材料を使って、独創的な体験・実験学習を行ない、基礎基本から高次元にわたる児童・生徒の独創性豊かな学習能力・学習意欲の向上を促します。 さらに、児童・生徒が個人・集団で目的を達成する喜び、グループ学習で協力する喜びを通じ、各人の思いやりの心、生きる力を養成して、それぞれの人格形成にも寄与します。
  2. 市民各層に科学学習の場を提供し、科学への親しみ、科学的素養の向上を図ることにより、職場や家庭での科学技術の利活用がさらに促進されるよう配慮していきます。 このことより科学技術による「まちおこし」が具現化し、科学教育行政に対する幅広い市民の理解・協力が得られていくことを期待します。
  3. 科学館事業を通じ、実験・実習主体による理科教育の充実や、教材の研究・開発等を推し進め、21世紀理科教育の指導体制の確立を図ります。

施設概要

出雲科学館では、市内小中学校の児童・生徒が最新鋭で高性能の装置、機器、材料を使って平日に理科学習を行うほか、土日祝日を中心に子どもから一般を対象に科学・ものづくりに関するさまざまな生涯学習を展開しています。年間計画に基づく体系的な理科学習(学校教育)と生涯学習(社会教育)の機能を合わせ持つ全国でも珍しい施設として 2002年7月20日に開館しました。

開館時期 平成14年(2002)7月20日
所在地 島根県出雲市今市町1900番地2
TEL:0853-25-1500 / FAX:0853-24-8383
E-mail:kagakukan@izumo.ed.jp
入館料 無料
開館時間 9:30~17:30
休館日 毎週月曜日(祝日の場合は翌平日)、年末年始
そのほか臨時に休館することがあります。
シンボルマーク 銅鐸の形をバックに、人・地球・宇宙の下に、探求するという意味での試験管を配し、中央の人と試験管が出雲の頭文字「i」を表しています。
キャラクター 「リカム」
神話の国「出雲」をテーマに、古代の少年をイメージしたロボットで、科学館で繰り広げられる様々な体験の案内役です。また、「リカム」は「理科」と「夢」、「re」と「come」の造語をあて、科学館の持つ大きな夢・期待を意味しています。

年報

科学館の事業活動実績や施設利用状況などを掲載した年報です。
下記よりダウンロードいただいて、ご覧ください。