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設備紹介

科学館全体

出雲科学館は子どもから高齢者まで、誰もが安心して気軽に利用できる施設を目指しています。
そのため 1 階部分のゆったりとした空間にほとんどの機能を集め、誰でも利用しやすい施設になっています。また建物は太陽光発電や雨水利用など環境にも配慮しています。

太陽光発電
環境への配慮として科学館の屋根の上で太陽光発電を行っています。最大一般家庭 3 軒分の消費電力に相当する電力を発電します
風力発電
科学館の玄関横にある風力発電で発電した電力は、夜間の駐輪場の照明として使われています。
クールチューブ
地中に埋められた管の中に外気を通し、地熱を利用して夏は涼しく、冬は暖かくして取り込んでいます。

サイエンスホールの設備

サイエンスホールでは観察・実験機器を配置し、大型の実験装置を使ったダイナミックなショーや講演会ができるようになっています。

170インチ大型スクリーン
理科学習やサイエンスショーなど手元の小さな実験も大画面を使ってわかりやすく演示します。
走査電子顕微鏡
最低50倍から最大30万倍の画像を見ることができます。
デジタル実体顕微鏡
20倍から4000倍の広い範囲でカラー画像を見ることができます。観察物を回転させながら観察することもできます。
赤外線カメラ
物体から放射される赤外線を感知し、温度を色で表します。
軟エックス線装置
空港搭乗口でも見られる安全性に優れたエックス線装置。小さな生き物や身の回り品などをエックス線で透過して観察することができます。

実験室・実習室の設備について

ものづくり・実験教室や理科学習に次のような機器が活かされています。

50インチプラズマディスプレイ
実験室・実習室は映像による学習やインターネットを活用して、楽しく効率の良い学習が展開できるよう工夫しています。
1人1台の顕微鏡
理科学習で一人一人が顕微鏡を使うことができるように、それぞれの教室に40台ずつそろえています。
多種多様の実験装置
ものづくり・実験教室や理科学習で、一人一人が実験にのぞめるようにたくさんの実験器具・機械を準備しています。
2人に1台のパソコン
実習室ではそれぞれの教室に20台のパソコンをそろえています。パソコン教室、インターネットを利用した学習ができるようになっています。
デジタルプラネタリウム
今夜の夜空の様子や宇宙に関するアニメーションなどを上映します。

創作工房の設備

工作室

木工・金工品の加工・製作のほか、ロボット製作、電子工作、手工芸などさまざまなものづくりを行うことができます。
毎月開催の木工創作教室では、参加者が材料を持ち込み、どなたでも気軽に木工作をお楽しみ頂けます。

1.糸のこ盤
チャレンジ!木工教室でよく使われているのが糸のこ盤です。薄い板を直線や曲線で切り抜く加工をすることができます。
2.卓上ボール盤
穴を開けることができます。(直径25mmまで)
3.ドリルドライバー・インパクトドライバー
下穴をあけたり、ビスを打つことができます。
4.小型帯のこ盤
糸のこ盤より切断能力が高く、厚みのある材料を切ることができます。
5.手工具
のこぎり、のみ、スコヤ、げんのうなどがあります。
木工室

大型から卓上型のさまざまな機械を備え、幅広い木工品製作を行うことができます。
木工創作教室で大型木工機械を利用するには原則として、当館が指定する「木工初級講座・木工中級講座(旧応用講座)」を受講された方に限ります。

1.帯のこ盤
直線びきの加工により、木材をあらく切り分けることができます。
2.手押しかんな盤
面を平らに仕上げ、基準面をつくることができます。
3.自動一面かんな盤
材料を一定の幅や厚みに仕上げることができます。
4.横切り盤
横びき加工により、材料の長さを決めることができます。荒切りに使用することもあります。
5.ボール盤
径の大きな丸穴を開けることができます。(直径50mmまで)
6.角のみ盤
四角いほぞ穴を開けることができます。
7.昇降盤
縦びき、横びきのほかに、溝びきやほぞの加工ができます。

※危険度が高い機械のため、必要性が認められる場合は担当講師が作業を代行します。
8.ルーターマシン
溝切り、面取り、切り抜きなどの加工ができます。
  
※危険度が高い機械のため、必要性が認められる場合は担当講師が作業を代行します。
9.集塵機
大型木工機械で出る木くずを集めます。