科学館理科学習は、市内の小中学校の児童生徒が理科学習の一貫として、高度な装置や機器・材料を使って独創的な実験や体験学習を行い、理科の基礎・基本から高次にわたる児童生徒の独創性豊かな学習能力・学習意欲の向上を目指します。
そこで、理科学習の目的は、「自然に親しみ(自然の事物・現象に関わり)、理科の見方・考え方を働かせ、見通しをもって観察、実験を行うことなどを通して、 自然の事物・現象についての問題を科学的に解決する(自然の事物・現象を科学的に探究する)ために必要な資質・能力を育成することを目指す。」という学習指導要領の趣旨に基づき、次のように設定しました。
風やゴムにはどんなはたらきがあるのかな。風やゴムのはたらきで物が動く様子を見てみましょう。
帆に風を受けて動く車を作って実験します。風の強さを変えると車の動く距離はどうなるのかな。
宇宙船出雲号で惑星探検の旅へ出かけましょう。出雲市の子どもたちに宇宙飛行士からのメッセージも届きます。
出雲市で観察できる星空をプラネタリウムで観ます。星はどのように動くのでしょう。ガリレオ式望遠鏡も作ります。
水を熱したときの様子を観察します。さらに、いろいろな物が固体、液体、気体へとすがたを変える様子も見てみましょう。
水を冷やしたときの様子を観察します。水は何℃で氷になるのかな。
メダカの卵を顕微鏡で観察します。メダカはどのように変化して生まれてくるのかな。
メダカのえさとなる水中の小さな生き物は、どんな形?どんな色?どんな動きをする?いろいろな生き物を見てみましょう。
斐伊川を源流から下流まで上空から見てみよう。流れる水にはどんなはたらきがあるのかな。
流れる水の侵食するはたらきが大きくなるのはどんなときだろう。流水実験装置で川を作って実験します。
ブランコもメトロノームもふりこの仲間?ふりこって何だろう。
ふりこが一往復する時間に関係するのはどの条件だろう。二人一組で実験をして確かめます。
物が燃えるには何が必要なのかな?物が燃えるときに必要な条件を考えます。
物を燃やすはたらきのある気体はどの気体?実験をして調べます。さらに物を燃やして、それぞれの燃える様子を観察します。
電気をつくるにはどんな方法があるのだろう。自転車発電で電気製品を動かすことができるかな。
プログラミングを体験しながら、電気を効率的に使っている物のしくみを知ろう。
いろいろな物質が状態変化する様子を観察します。どんな物質も状態変化するのかな。
水とエタノールの混合物を蒸留し、出てきた物質を調べます。
火山の形はどうして違うのかな。マグマのねばりけに注目して実験で確かめます。
三瓶山の火山灰はどんな鉱物が見えるのかな。火成岩のつくりも観察します。
いろいろな化学変化を見て、そのしくみについて原子のモデルを使って考えます。
マグネシウムが燃えると質量がどのように変化するのかな。金属と結びつく酸素の質量の関係を調べます。
顕微鏡で観察し、光合成は葉のどこで行われているのか考えます。光合成に必要な水の通り道も見てみましょう。
現代で使われている最先端技術を紹介します。村田製作所のロボットも紹介します。
パソコンを使ってプログラミングをします。ロボットを思い通りに動かすことができるかな。