高浜川(たかはまかわ)
 出雲市の北部、高浜・遥堪を流れる川が高浜川です。遥堪地区の南一帯は「菱根池」とよぶ大きな池でした。この排水路のおかげで水田として開拓されました。
三木与兵衛(みきよへい)
 菱根池とよばれた一帯の開拓を行った人物です。水を抜くための川をつくりましたが、洪水などで川が埋まったり、壊れたりしたために、乙見(おとみ)山を切りひらいて川をつくりました。しかし与兵衛は工事の途中で亡くなり、息子の加兵衛(かへい)が完成させました。
 この石碑は遥堪小学校の横にあり、毎年お祭りが行われています。

  参考資料
   『出雲平野の開拓 −三木与兵衛の偉業−』 1992年 小山町郷土史研究会
堀川(ほりかわ)
 前方が乙見山があった辺りです。左が高浜川です。
 なぜ、川の真ん中にしきり(壁)があるのかわかりますか?

 堀川へは川方で終わった高瀬川の水が流れています。
  
 
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