唐川川の生き物の保護活動

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鰐淵小学校では、学校前を流れる「唐川川(からかわがわ)」を対象とした環境学習に20年以上にわたって取り組んでいます。その間、サケの人工授精等による放流に始まり、外部指導者を招いた「水辺の教室」による水質調査、水生生物(指標生物)の観察を通した川の環境保護、保護者・地域と共に行う「わにっ子クリーンデー」(春・秋に行う唐川川清掃活動)など、地域の協力を得ながら様々な活動に取り組んできました。平成23年度からは、対象をサケから川に生息する水生生物へと広げました。平成25年度は5・6年生児童が唐川川上流・中流・下流と川全体を調査し、また、市内の他の河川や、汽水湖である宍道湖まで調査対象を広げ、比較研究により唐川川の水質のよさを確認することができました。また、鰐淵小猪目分校の閉校に伴い、分校で25年継続してきたカジカガエルの保護活動を一部引き継ぎ、新たに校区となった猪目川でカジカガエルの卵を採取し、オタマジャクシの飼育・放流を行っています。  


水辺の教室

 5,6年生は総合的な学習の時間に「水辺の教室」を行っています。宍道湖自然館ゴビウスの中野浩史先生を講師としてお招きし、「唐川川上流」「鰐渕寺川上流」「河口付近」の3ヶ所で、水温、水深、水流、透明度、PH、CODなどの調査の他、川のきれいさの指標となる水生昆虫や生き物を観察,調査しました。   
       
       

わにっ子クリーンデー

毎年、春と秋に保護者、地域の皆さんと一緒に唐川川の清掃活動活動をしています。ゴミ袋いっぱいにゴミが集まります。 またこの日にあわせて、鰐淵コミュニティーセンターのご協力で唐川川沿いの通学路の除草もしていただきます。

サケの遡上

鰐淵小では長年、サケの遡上のための唐川川の環境保全活動を長く続けてきました。平成4年に神戸川漁協の稚魚を見譲り受け、飼育・放流を始めました。その後も毎年稚魚の放流を続け、平成8年に初めて1尾のサケの遡上が見られました。平成14年度からは、遡上したサケを捕獲して採卵・人工授精を行い、孵化した稚魚を育てて放流するようになりました。その後平成17年度までは毎年,サケの稚魚の放流を行っていました。最近では平成21年度に一度放流しています。こうした活動の成果があり、平成10年以後、毎年のようにサケの遡上が見られました。その後、遡上のない年もありましたが、平成25年には再び学校前の唐川川でサケが発見され、子どもたちも大喜びでした。  
       

カジカガエルの保護活動

 平成25年3月…鰐淵小猪目分校が閉校となりました。猪目分校で25年継続してきたカジカガエルの保護活動を一部受け継ぎ、新たに校区となった猪目川でカジカガエルの卵を採取し、オタマジャクシの飼育・放流を行っています。 
       

「斐伊川・神戸川流域環境マップづくり」成果発表会

 平成25年11月23日,出雲科学館でしまね体験活動支援センター主催の,「斐伊川・神戸川流域環境マップづくり」成果発表会が開かれ,本校からも6年生3名が参加し,日頃の河川環境学習の成果を発表しました。当日は,他にも3つの小学校が参加し,それぞれの取組の交流の場にもなりました。鰐淵小からは,サケの帰る川「唐川川」そしてカジカガエルの里「猪目川」での,河川環境調査や生き物の観察,川を守る活動などを紹介しました。