猪目分校閉校式(平成25年8月11日)

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市長式辞
 
学校長式辞
     
  猪目分校の閉校に思う (閉校記念誌より)
       
      出雲市立鰐淵小学校 校長 黒田 誠

 明治6年の創立以来、140年という長い歴史の中で、学校の名前や場所を何度か替えながらも、今日までにこの学び舎から巣立った卒業生は729人を数えます。周りを緑に囲まれ、清流猪目川のせせらぎと小鳥のさえずり、夏にはカジカガエルの鳴き声につつまれた、まさに自然とともにある猪目分校でありました。少人数教育の良さを守り、受け継いできた猪目分校でありました。地域の皆様の温かいまなざしと団結力ある保護者の皆様に支えられながら、まさに猪目全体が教室であり、猪目の人たち全てが先生である学校でありました。環境保全活動、野鳥観察会、昆虫教室、他校との交流活動など、地域を舞台として取り組んだ様々な教育活動の中で、子どもたちを多くの皆さんに育てていただきました。とりわけ,先輩からの思いを受け継ぎ、長年絶やすことなく続けてきたカジカガエルの保護活動,研究活動は,県下でも,全国でも注目していただく環境保護活動となり、多くの皆様から励ましをいただきました。子どもたちは本当に生き生きと学び,自信に満ちあふれていました。
 そしてついに、その伝統ある猪目分校の歴史に幕を閉じる日がきました。かけがえのない小学校時代をこの校舎で学んでこられた卒業生の皆様、これまで分校教育に熱いご支援をいただいた地域の皆様、誠心誠意支え続けてくださった保護者の皆様、一生懸命に分校教育を培ってこられた教職員の皆様、これまで猪目分校の教育に携わってきたすべての皆様を思うとき、万感胸に迫るものがあります。
 猪目分校は今日で終わりますが、多くの皆様の心の中に刻み込まれた分校の教育は永遠に生き続けます。猪目分校の歴史と伝統と誇りが、卒業生や地域の皆様を始め、関係の多くの皆様の発展と幸せにつながっていくことを心から願います。
 
 
銘板返納
 
最後の校歌斉唱
 
懐かしい写真展示
 
地域・卒業生の皆さん